介護職員になって

以前勤めていた事務職を辞めて介護職員となったゴースケです。

 

何の資格も持たないままの異業種への転職です。

 

まず介護の仕事をするということで言われるのが

「資格を取れ」

です。

 

何の資格がどのように必要なのか良く分かりませんでしたが

とにかくたくさんある・・・ようです。

 

職種によっては資格保有者でないと出来ない仕事であったり、

事業所が受け取る介護報酬が資格保有者の割合で加算額が変わったりするのです。

 

なので最初はヘルパーの講習からのスタートとなりました。

 

介護は過酷という世間の情報は聞いていましたが

実際に働くとそれぞれの職場によって違うということがわかりました。

 

 自分が転職したところは、小規模な事業所なので大規模事業所ほどの

過密な仕事ということはありません。

 

しかしどこも同じでしょうが、利用者の状態変化に

日々対応に追われる毎日です。

 

昨日まで元気だった人が今日病院で亡くなっていたり

さっきまで穏やかだった人が鬼の形相で怒っていたりすることが

当たり前の毎日です。

 

認知症を煩っておられる方等の対応は、介護職の皆様たいへんだと思われますが

僕自身は、以前勤めていた職場よりは自分に合っているのでは思っています。

 

以前も今も人の感情のはけ口になることは多々有ります。

みんな心に余裕がないんでしょう。

 

高齢者は認知症でない方でも家族やたくさんの友人が亡くなっていることに直面

しなければならず、本当はつらいです。

 

いっそ全て分からなくなってしまいたいと言われた方の話を聞いたときは

長生きそれ自体が良い事だと思い込んでいた自分にとって衝撃でした。

 

仕事面・収入面の不安に加え、悲壮感に打ちひしがれるような話も入ってくる

日々ですが前職に比べて人の悪意に晒されることは少なくなったように感じてます。

 

これから心に余裕が持てるように成長していきます。